2011年4月1日金曜日

3月に読んだ本

3月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2389ページ

萌える☆哲学入門 ~古代ギリシア哲学から現代思想まで~萌える☆哲学入門 ~古代ギリシア哲学から現代思想まで~
いまいち萌えなかった
読了日:03月29日 著者:造事務所 編著
ゲームキャラしか愛せない脳 (PHP新書)ゲームキャラしか愛せない脳 (PHP新書)
タイトル詐欺だけどおもしろかった。『 ゲームキャラしか愛せない脳』俗流若者論をアカデミズムで理論武装するような内容ではない。戦後、一貫して性が解放されてきた現代社会でなぜ恋愛に消極的な若者たちが生まれたのか。なぜ「できちゃった婚」が増えたのか。その背景を著者が自身の専門分野(認知神経科学)を元に解き明かしていく本  ハンディキャップ理論,谷崎潤一郎,主観的輪郭,脳のリサイクル
読了日:03月27日 著者:正高 信男
ツァラトゥストラ〈下〉 (光文社古典新訳文庫)ツァラトゥストラ〈下〉 (光文社古典新訳文庫)
上下巻ともにあんまり惹かれなかった“「お前が神を殺したんだ!さ、行かせてくれ。お前は、お前を見たものに耐えられなかった。-最も醜い人間であるお前を、神はいつも、底の底まで見通していた!そういう目撃者にお前は復讐したんだ!」”251P
読了日:03月25日 著者:フリードリヒ ニーチェ
愛国心を考える (岩波ブックレット)愛国心を考える (岩波ブックレット)
アメリカの9・11同時多発テロと1990年代以降の日本の愛国心教育を導入として愛国心について考える本。 「サルでも訓練すればアメリカ国旗を振る。だが、それは、サルを愛国者にすることではない」(アメリカの元国連大量破壊兵器査察官、スコトリッター) 「愛国者を自認する人々は、自分の国と他国の両方にとっての恒久的な平和を築くために、貢献しようとするだろうか?」(著者)
読了日:03月23日 著者:テッサ モーリス‐スズキ
チボの狂宴チボの狂宴
初めて読んだ南米文学。何人もの登場人物による視点を交差させることでトゥルヒーリョ独裁時代のドミニカ共和国がリアルな質感を持って描かれている。
読了日:03月21日 著者:マリオ・バルガス=リョサ
ポジティブ病の国、アメリカポジティブ病の国、アメリカ
高度に発達したポジティブ・シンキングはカルヴァン主義と区別がつかない。乳がん治療の際に著者が感じた違和感を導入にコーチング産業、アメリカキリスト教史、企業、心理学、教会におけるポジティブ・シンキングの姿が描かれている。「7章ポジティブ・シンキングは経済を破壊した」では2008年のサブプライム・ローンにも言及している。「神を信じよ。しかしらくだを忘れずにつないでおけ」われわれの目の前にある脅威は現実であって、それを打ち破るには自己陶酔から抜け出し、現実世界で行動を起こすしかない。
読了日:03月10日 著者:バーバラ・エーレンライク
マンガ ユング心理学入門 (ブルーバックス)マンガ ユング心理学入門 (ブルーバックス)
読了日:03月06日 著者:マギー・ハイド,マイケル・マクギネス
DCD Diamond Cut Diamond 1 (少年サンデーコミックス)DCD Diamond Cut Diamond 1 (少年サンデーコミックス)
読了日:03月06日 著者:田口 ケンジ
ニーチェ入門 (ちくま新書)ニーチェ入門 (ちくま新書)
読了日:03月04日 著者:竹田 青嗣
カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3)カント―わたしはなにを望みうるのか:批判哲学 (入門・哲学者シリーズ 3)
読了日:03月02日 著者:貫 成人

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