2011年6月15日水曜日

アニメ『創聖のアクエリオン』見終わった

『創聖のアクエリオン』を見終わった。最近見だした。相当前に1巻だけ見て放置してたんだけどね。結構面白いアニメだった。


『創聖のアクエリオン』は6年前(2005年)の深夜アニメです。放送当時でも人気はあったし、スパロボやニコニコ動画、パチンコとかでメディア露出があるから知名度は高い。「1万年と200年前から愛してる♪」「あなたと、合体したい!」でおなじみのあのアニメ。
監督はマクロスシリーズの河森正司。製作会社はマクロスF、グイン・サーガ等CGが印象的なサテライト。全26話の2クール。


感想
・前半がバカアニメで後半はクソアニメ

序盤の作品世界の説明とか、主人公周りの話が済んで、個人個人のキャラ回になってから一気に面白くなった。
ピエールの合体依存症とか女子三人がダイエットする回とか。地球少女アクエリオン?
特に麗花回の11話「水底のしあわせ」がおもしろかった。
 登場人物が悩みを抱えてて、それを仲間の励ましで解決する話ってあるじゃないですか。11話はそれ系のエピソード。自分が周りに不幸を引き寄せることで悩んでる麗花ってキャラの話。エピソードとしてはよくある話なんだけど、アクエリオンのお約束「あなたと合体したい」「気持ちいい」と「麗花という不幸キャラ」この二つの設定の組み合わせ方が良かった。
アクエリオンのお約束「あなたと合体したい」「気持ちいい」(ヘヴン顔合体シーン)。しかし11話はそこでシルヴィアに「気持ち悪い」と言わせる。 いつもの「気持ちいい」を逆方向のものにすることによって麗花という不幸キャラの個性をよりいっそうアピールしてる。このお約束を逆手にとった表現がすごく面白かった(笑)
で、アポロ「おまえの不幸って、その程度かよ…! 不幸不幸って、いつも言ってるだけじゃねぇか。」 アポロ「不幸は、こんなもんのどこが不幸だ!」 おまえの不幸がどれだけのもんか、見せてみやがれ!」 不動「桶の底を貫けぇぇぇ!!」で不幸を打ち消すんじゃなくて貫かせる。不幸最低拳(ふこうのどんぞこ)!
後半はありがちな話にご都合展開で特に面白みもなかったかな。でも強攻型アクエリオンはかっこよかった。「一人乗り、強化人間、量産型、銃等」と「3人乗り、ニュータイプ的な人、合体、プロトタイプ、剣、手持ち武器なし、武器らしくない形の武器等」で大人・上層部・悪:子ども・仲間・正義を対比させるような色分けは好き。


ラストで堕天翅のトーマとシリウス、アポロで種族を超えて合体してハッピーエンドで終わるのは河森正治っぽい

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