2011年9月2日金曜日

富野由悠季『「ガンダム」の家族論』を読んだ


「ガンダムの」家族論ってタイトルだけど家族について書かれた普通のエッセイ。富野由悠季は発信する媒体(受け手の違い)に合わせて言いたいことの核心はそのまま、語り口を変えるので、自分のメッセージがどう読まれるのかをよく想像して文章書いてるんだなあと思った。「アニメだけではダメ」と「体験だけではダメ」がセットになってるあたり面白い人だなと思った。
204pから始まる"「ガンダム世代」の落とし穴"の部分はガンダムが好きな人には読んでもらいたい。自分が子どもの親だったらガンダムじゃなくてジブリを見せる。ガンダムには親の押し付けでなく主体的に出会ってほしいからね



「ガンダム」の家族論 |ワニブックス【PLUS】新書


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